劣化状況をチェック

content imagesコンクリートの状態・・・共用部の機械室などはすべて見てみましょう。コンクリートが見えているところで異常がないかをチエックします。普段は目にしない地写真は鋼こぶで細くなってしまった給水管の例。設備は定期的なメンテナンスが必要なので、過去の修縄状況などをよく調べておきたい。長期間、メンテナンスが行なわれていないと、入居後に多大な礎用が必要になることもあり得る下の受水槽などは極めて悪い状態になっていることが多いのです。受水槽は毎日飲む水を貯めておくところですからとても重要です。壁の状態・・・鉄筋コンクリートが丈夫な構造だといわれるのは、中の鉄筋が構造を支えており、その鉄筋をアルカリ性のコンクリートで保護しているからです。ところがそのコンクリートに亀裂が入ったり、表面の塗装が剥げたりしますと、雨水の浸入や空気中の炭酸ガスにより中性化が進行し、鉄筋が錆びて膨張するためにコンクリートを押しのけ、やがては構造の崩壊を招きます。そのコンクリートを保護するのが塗膜です。塗膜の剥離や浮きがないか見てみましょう。コンクリートの表面をモルタルで覆い、その上に塗料が塗ってありますが、モルタル面で浮いていることが多いようです。タイル張りも同様です。テストハンマーがなければ小型のトンカチでいいですから、壁面を叩いてみましょう。もし浮きなどがあればすぐに分かるはずです。設備の状態・・・給排水の状態はとても重要です。使っている管の種類により赤水が出たりします。貧血気味の方にはおすすめかもしれませんが、錆こぶが大きくなると水量が少なくなり、蛇口が突然接続部で折れて大洪水になることがあります。電気設備にも経過年数により劣化の激しい機器が多く見られます。特に外部に露出している機器類では顕著です。